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最近は、塾でもAI学習を取り入れるところがでてきています。皆さんも目にされることがあるのではないでしょうか。
AIを学習に取り入れることは、確かに大きな可能性を秘めています。aimでも検討はしてみましたが、いくつかの懸念も考えられます。
様々な塾でうたわれているAI学習の最大のメリットは、個別最適化された学習体験を提供できる、という点が多いです。
AIは、生徒一人ひとりの習熟度や学習ペースに合わせて、最適な教材や問題を提供し、苦手な分野を重点的に学習できるようにサポートしてくれるそうです。
しかし、AIに頼りすぎることで、生徒は自ら考える力や問題解決能力を十分に養えなくなる可能性があります。AIが答えを提示しすぎると、生徒は考えるプロセスを省略し、表面的に知識を習得するだけで終わってしまうかもしれません。また、AIは生徒が自分で考えているかどうかを把握できません。生徒がスマホで答えを検索して解答しても、それを見抜く事ができないというのは、生徒指導の部分では大きな欠点、欠陥と言っても良いかもしれません。定期テストでも入試でも、スマホを使う事はできないのですから。
AIはあくまでツールであり、人間の教師のような情熱や共感、創造性を持ち合わせているわけではありません。生徒の感情や個性、学習意欲を考慮したきめ細やかな指導は、今はまだ人間の教師にしかできないことだと、aimは考えています。