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新高１生は、中学と違ってレベルが上がり、学ぶ事も激増しペースも速くなり、中学と同じ勉強方法では苦労をしている生徒も多いとおもいます。
aimでは、こういった場合にとても効果的で、ちょっとした気分転換にもなる勉強方法を紹介しています。それは…
『人に教えるつもりで学ぶ』という方法です。
この学習法は、アメリカの物理学者リチャード・フェインマンに由来して「フェインマン・テクニック」とも呼ばれています。
方法はすごくシンプルなのですが、驚くほど理解力が深まり、応用力も身につく方法だと考えられています。
学校の先生も塾の講師もそうですが、人に何かを教えようとすると、自然と必要になる事があるのです。
それは、専門用語をかみ砕いて、専門用語を知らない初めての人でもわかるように説明する、という事です。
数学でも英語でも、家族の方にでも友達にでも、「なぜそうなるのか？」を自分の言葉で伝えて、教えてみてあげてください。
やってみればわかりますが、人に教えるとなると、ただ覚えるのではなく、深く理解するプロセスが必要になります。
そしてそれは自分自身に対して「これは本当にわかっている？」と問いかける事にもなっていて、理解が曖昧な部分は上手く教える事ができません。
実践方法としてフェインマン・テクニックの4ステップを紹介します。
やり方はとてもシンプルで以下のステップで進めます。
① テーマを決める
学びたい内容、例えば「ニュートンの運動法則」「関数のグラフ」など、1つのトピックを選びます。
② それを誰かに説明するつもりで、ノートに書く
できれば、下級生にも伝わるくらい簡単な言葉で説明します。絵や図を使ってもOKです。
教科書や参考書を見ないで書きましょう。
③ 曖昧なところを見直して補強する
「ここってどういう意味だっけ？」と感じたら、その部分を教科書や動画で調べて、説明を書き直しましょう。
④ さらにシンプルにする
難しい言葉を使っていないか、自分の言葉で言い換えられないか、チェックして調整してください。
暗記はできるけど、応用が苦手な人や一人で勉強していて、理解があやふやだと感じる人には、お勧めの勉強方法です。
「人に教えるつもりで学ぶ」ことで、ただの“暗記”が“理解”に変わります。
勉強の効率を上げたいとき、問題演習でちょっと単調だなと感じたときは、ぜひ一度、この方法を試してみてください。
ノートに自分の言葉で書くだけでも、驚くほど頭が整理され、びっくりするほど定着するとおもいます。
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