AIM個別学院

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2025.10.20

香川(高松南校)

家庭での算数指導はなぜ難しい?

こんにちは、AIM個別学院 高松南校です。

10月下旬になりますが、まだまだ日中は気温が高く秋らしいとはいえない陽気が続きていますね。

昨年同様に秋の紅葉の時期が短くなっているように感じます。

さて2学期の学習も折り返しを迎えています。この時期の小中学生にとっては重要な単元が次々と登場します。特に小学生の算数では「分数」「小数」「単位」「割合」「グラフ」といった、計算だけでなく“考え方”を伴う内容が増えてきます。

最近では、保護者の方から「家で教えるのが難しい」という声をよくききます。

実際、算数は単純に「答えを出す教科」ではなく、「どう考えたか」「なぜそうなるか」を理解することが求められる教科に変わってきています。これが、家庭での指導を難しくしている大きな理由のひとつでもあると思います。

たとえば、分数の計算一つをとっても、「通分」「約分」「帯分数」などの手順を覚えるだけでは十分ではありません。

その背景にある「なぜ分母をそろえるのか」「分数と小数の関係はどうなっているのか」といった考え方がわからないままだと、応用問題で手が止まってしまいます。保護者の方が説明しようとしても、今の学校での教え方や表現が昔と違っており、保護者さまが子どもに説明しても納得してくれない…

というケースも多く聞きます。

また、家庭ではどうしても「早く解けるようになってほしい」という思いから、解き方を教えすぎてしまうことがあります。

すると、子どもが自分で考える機会が減り、「わからないとすぐ聞く」「答えを待つ」姿勢がついてしまうこともあります。算数の本質は、自分で考えて道筋を見つける力です。その力を育てるには、少しずつ自分で考え、試行錯誤できる環境が必要だと考えます。

高松南校では、単に「解き方を教える」のではなく、「なぜそうなるのか」を一緒に考える指導を大切にしています。一人ひとりの理解度を確認しながら、苦手な単元はなるべくステップを細かく分け、図や具体例を使って丁寧に解説しています。

子どもたちは、「できた!」という達成感を積み重ねることで、苦手意識が自然となくなっていきます。

小学生に限らず2学期後半は、学年の中でも特に理解の差が開きやすい時期です。ここでのつまずきを放置してしまうと、次の学年内容に大きく影響します。

もし「計算はできるけど文章題が苦手」「家庭では考え方を説明できない」「親子関係だとなかなか進まない」等と感じるようでしたら、気軽にご相談ください。

AIM個別学院高松南校では、講師と共に生徒一人ひとりに合った学習法で『わかる喜び』を育てていきます。

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